睡眠薬の副作用が心配な時には

睡眠薬の副作用は、以前に比べ少なくなってきたとはいえ、全くないわけではありません。飲み方を間違ってしまうと、効果がないだけでなく、本来眠くなっては困る日中にも眠気を感じてしまうというようなことも起きてしまいます。

 

特に、眠気が起きては困る時間帯に起きてしまうと、運転中の事故などの危険性がありますので、十分な注意が必要です。

 

 

一般的に睡眠薬に起きる副作用には以下のようなことがあります。

 

  • 持越効果:日中の眠気、脱力感、めまい、頭が重い、倦怠感など
  • 記憶障害:用量を守らない多量摂取やアルコールとの併用によって起こる
  • 筋弛緩作用:筋肉に力が入らず、倒れたり転びやすくなる
  • 依存症:睡眠薬の成分に対して抗体ができ、効果に必要な摂取量が増える。摂取量が増えると副作用の効果も大きくなる。睡眠薬を止める時の反動も大きくなる。

 

このような副作用があることを理解したうえで、正しい使い方をすることが大切です。

 

 

大事なことは、睡眠薬には副作用があるということをしっかりと理解したうえで、

 

  • 不眠症は睡眠薬だけで完治できないこと
  • そのためには日常生活の改善など根本原因を解決していくこと
  • 安易に睡眠薬に依存せずに、あくまで手助けをしてくれるものだと考えること

 

このように考えていくことが大切です。睡眠薬への依存によって、逆に健康を害してしまうようにならないように十分気を付けましょう。


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